参画推進センター
あらゆる人が当たり前にじぶんのまちに参画できる機会と場づくりを支援します。
市民やあらゆる組織によるボランティアや寄付など、様々な形で行う社会参画を推進し活性化を図ります。
誰もが社会の一員として関わり、動き、変えていける社会の実現を目指して、ボランティアマネジメントやボランティアプログラムのデザイン、コーディネートのほか、NPO・NGOの現場で活躍する次世代の輩出も視野に入れた事業を展開しています。
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事業内容
よる会
様々な当事者であるゲストと進行役との対話形式で、近くて遠いさまざまな社会の課題に心を寄せて語り合う会です。(よる=夜、寄る、由る、縁る)
KOTOMO基金事務局
引きこもり、生活困窮、虐待など困難を抱える子どもたちや家庭にNPOの支援を届けるため、KOTOMO基金を立ち上げました。「KO・TOMO」とは「子と共に」。子どもたちを誰ひとり取り残さないための基金です。
Social Active Learning Center Okayama(SALCO・サルコ)
地域社会における企業やNPO等と学校とをつなぐ、民間のコーディネート機関です。大学生をはじめとする若い世代の活動やアクティブラーニングに関するご相談対応、プログラムづくりのご支援などをおこなっています。
ゆうあいセンター指定管理
ボランティア・NPO等に関わっている人、これから関わりたい人をはじめ、多くの人が気軽に集い、情報交換、交流、連携を進める場として、岡山県が設置した施設です。指定管理者として、(社福)岡山県社会福祉協議会と共同で管理運営をしています。
その他
ボランティアコーディネーター支援
社会福祉施設や公共施設、NPO等、団体におけるボランティアコーディネートや、団体が実施するイベントでのボランティアマネジメントの支援をしています。
SAVE JAPAN
希少生物保護に関する活動支援を通じて、若手の参加拡大を図っています。
ESD学生インターンシップ
大学生によるNPOへのインターンシップを通じて、地域の持続可能性向上に寄与する人材を育成しています。
所長メッセージ
当事者支援の現場におられるみなさんと事業をご一緒する中で、子どもや若者を取り巻く社会環境や、虐待・貧困の深刻さに触れるたびに、誰もが社会の当事者として生きられるようにするには、どのような場や機会、情報があると良いのか、どのように伝えると良いのかを考えさせられます。
例えば、ボランティアを通じて社会について知るきっかけを提供する、その活動が分かりやすいと人は集まりやすい。多くの人が参加をすればそれだけの人に、僅かでもその取組について触れてもらうことはできる。しかし本当は分かりづらいことや目を背けたくなるようなことにこそ、多くの人が意識や行動を向けられるようにならないと社会を変えていく力は育んでいけない。
KOTOMO基金やSocial Active Learning Center Okayama(SALCO)事業、よる会事業など、そんな思いのもとに試行錯誤を重ねています。その問いに対する答えはなかなか出せないでいますが、それでも挑み続けようと思えるのは、そのプロセスを共にしてくださる、団体のみなさんや多くの大学生や先生方がいてくださるからです。諦めることなく、「わかりにくさの向こう側に繋がる『わかりやすい入口』」を、みなさんと共に知恵を出し合いつくっていきたいと思います。
参画推進センター
所長 西村 こころ